結論から言えば、ニューボーンフォト撮影が怖いのはお母さんの心情として当然です。赤ちゃんをケガさせたら大変ですし、感染症を移されたら命に関わります。しかし、赤ちゃんの成長は早く、時期を逃すと撮影できないのも事実でしょう。きちんと対策をすることで、これらの危険を極力減すことができます。しっかり対策して安全に撮影しましょう。
ニューボーンフォトを撮影する理由
ニューボーンフォトは、おおよそ生後1か月までの新生児を撮影する写真です。生後1か月までは、まだ赤ちゃんの外出は極力避ける時期です。なぜニューボーンフォトを撮影するのでしょうか。
新生児の時期は一瞬で終わる
新生児の時期は出生後から生後1か月までの間です。この間はまだ生まれたばかりで、赤ちゃんというより胎児に近い状態です。首が据わっていないので、しっかり頭を支えなければいけません。1か月を過ぎると徐々に首が据わりはじめ、脂肪がつき、ふっくらした可愛い赤ちゃんになります。
ニューボーンフォトは一瞬で終わる「生まれたての姿」を写真に収められる、一生に一度しかない機会です。ただし、ニューボーンフォトは赤ちゃんやお母さんの体調を最優先しましょう。無理に撮影すると赤ちゃんがケガをするおそれがあります。大人から感染症を移されたら、命取りになりかねません。
ニューボーンフォトはプロに撮ってもらえば怖くない！
ニューボーンフォトは被写体が新生児なので、特別な配慮が必要です。新生児はまだ寝がえりが打てないので、ポーズはすべて大人がやる必要があります。その時に無理なポーズを取らせたら大事故につながるおそれがあります。
熟練したプロのカメラマンに出張撮影依頼を
ニューボーンフォトは出張撮影がおすすめです。東京など都市部を中心に、ニューボーンフォトの出張撮影に応じるフォトスタジオが増えています。プロのカメラマンなら赤ちゃんの構造も理解しているので、無理なポーズは取らせません。実績のあるスタジオを選びましょう。
ケガ対策と感染症対策を最優先に！
一番大切なのは、赤ちゃんとお母さんの健康です。出張するカメラマンやスタッフには不織布マスクを正しく装着してもらうように「予約時に」伝えましょう。撮影前に全員がしっかり手を洗い、カメラ機材は目の前で消毒、撮影中はずつと窓を開けて換気をすることも必要です。新型コロナウイルスはもちろんですが、RSウイルスなど、幼児の間で流行しやすいありふれたウイルスも新生児では命を奪われることがあります。対策の詳細はこちらをご参照ください。
ニューボーンフォトのメリット
ニューボーンフォトのメリットは「育児をがんばる原動力」です。記録として残すだけでなく、見返して「こんな時期もあったな」と感慨深くなるでしょう。
育児に行き詰ったときに
育児は楽しいことばかりではありません。新生児の時期は特に、赤ちゃんがまだ生活リズムが整わず昼夜問わず泣いています。大きくなれば自由に暴れまわり、反抗することもあるでしょう。そんな時にもニューボーンフォトを見返せば「こんな時代もあったのか」「元気に育って何より」と考え直すきっかけになります。
まとめ
ニューボーンフォトは日本では始まったばかりのサービスで、フォトスタジオでも対応できない所は少なくありません。そんな時は生後1か月に行うお宮参りの撮影で代替えするのも一つの手段です。少し時期は過ぎても、1か月ならまだまだ新生児の雰囲気が残っています。人生のほんの一瞬にしか撮影できないニューボーンフォトは、一生の思い出になるでしょう。撮影時には赤ちゃんとお母さんの体調を最優先させて、安全な体制を作ってあげましょう。
