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公開日:2023/03/01  最終更新日:2023/01/30

集合写真を撮影するときのポイント!今すぐ使えるテクニックを紹介!


スマートフォンやカメラが発達し、集合写真を撮る機会は多くなりました。また、SNSの普及により、イベントがなくても楽しい空間を切り取ることが、習慣化しています。しかし、写真をうまく撮るコツを学ぶ機会は、意外とありません。ここでは、手軽な撮影のコツを紹介します。フォトスタジオのような、雰囲気のよい写真に挑戦してみましょう。

集合写真の基本

ここでは、誰でも簡単に意識できる撮影のコツを紹介します。すぐに、実践してみましょう。

顔に光をあてる

集合写真のキモとなる部分は、人間の顔です。そのため、全員の顔へ充分に光をあてましょう。向きとしては、正面か斜めから光が当たると適切です。天候や時間、場所に左右されますが、できるかぎり明るい場所をさがしましょう。

ピントの意識

カメラの特徴として、前にあるものにピントがあたり、奥にあるものがぼやけます。そのため、横並びになることで、ピントが全員均等にあたります。また、人数がおおい場合や空間がせまい場合は、中央に集まるようにして、顔を近づけるとよいでしょう。そして、カメラマンが高い位置から撮影すると、ピントがうまくあいます。

集合写真を撮るときのテクニック

ここでは、うまく撮るための、カメラ自体の工夫を紹介します。

ぶれの予防

写真撮影の失敗において多いのは、手ぶれです。そこで三脚を利用し、きちんと固定しましょう。もし、三脚の使用がむずかしい場合は、カメラを平面に置いて、セルフタイマーで、撮影しましょう。また、シャッタースピードを上げることもコツの1つです。

シャッタースピードとは、シャッターが開く時間をさします。シャッタースピードが速いほど、瞬間的なシーンを撮影できるので、被写体が多少動いていても、綺麗に撮影ができます。手ぶれを避けて、さらに被写体のぶれを防ぐことで、よい写真が撮れるでしょう。シャッタースピードの調整は1/80以下がおすすめです。

ピントを絞る

大人数で数列になって、撮影する場合は、前後の距離感に注意しましょう。全員にピントがあっているかの確認が必要です。そこで、F値の調整をしましょう。F値とはレンズの開く範囲を決めることで、光の量感を調整します。やや開きぎみの、F8くらいが集合写真には適しているでしょう。光を多く取りいれることで、全体にピントがあいやすくなります。

フラッシュをたく

全員に均一に、光をあてることもコツの1つです。そのためにフラッシュをたきましょう。また、薄暗い場所など、採光がしにくい場合にも必要です。

ISO感度の調整

光が少ない場所であれば、ISOにもこだわりましょう。ISOとは、レンズがとりいれた光を増幅させる機能です。光が少ない場所でも、ISO感度をあげることで、明るく映すことが可能です。室内などは、ISO1600~2500程度で撮影しましょう。

集合写真を撮るときの応用テクニック

集合写真の魅力は、人々の気持ちをあらわすことです。ここでは、よい表情を撮影するコツを紹介します。

リラックスさせる

緊張した雰囲気を、できるかぎり和らげましょう。緊張していると、まばたきが多くなるので、目をつぶってしまう原因になります。カメラマンとモデルは会話をしながら、適度に動きつつ、自然な表情をひきだします。モデル同士の会話中を撮影するのも、楽しい雰囲気が出てよいでしょう。子どもや年配の方の場合、体力や集中力に限度があるので、休憩しながら撮ることも重要です。

複数撮影する

人数が多い場合、全員が最善の表情で、よい写りになるには難易度が高くなります。そのため、3~5枚同じショットで撮影しましょう。多く撮れば、失敗の心配もありません。しかし、多く撮りすぎても、モデルが疲れてしまうので適度な枚数にすることが重要です。

まとめ

東京であれば、フォトスタジオがたくさんあります。大きなイベントのときには、プロに撮影してもらうとよいでしょう。しかし、休日のおでかけなど、日常を残すことも、写真の醍醐味です。家庭のカメラでも、一瞬の空気感や、表情を美しく切り取ることができます。豊かな思い出作りには、カメラの機能やコツを知ることが重要です。将来、残して良かったと思える写真を撮りましょう。