日本で家族写真は七五三などかしこまった機会に撮る傾向ですが、海外では気軽に撮ることが当たり前とする傾向があります。この記事では日本と海外の家族写真の違いや、撮影時のコツやアイデアを紹介しています。楽しくおしゃれな家族写真を撮る参考になるので、家族写真をうまく撮りたい人はぜひ参考にしてください。
日本と海外の家族写真の違い
日本でも家族写真を撮る機会がありますが、海外の方が多い傾向があります。違いは家族全員か子どもメインとしているところです。
・海外…家族単位の絆を大切にする傾向があり、家族全員の集合写真が一般的とされています。
・日本…子どもをメインとする傾向があり、子どもの成長記録を写真で残すスタイルです。
また、海外ではリビングに飾ったり持ち歩いたりして、親戚や友人と共有し幸せな気持ちを分かち合おうとします。一方日本では子どもの写真を飾る人も多いですが、とくに家族写真は人に見せる考えはなく、家族内で楽しむという考えです。
家族写真を撮るタイミング
日本も海外も家族写真を大切に思っているのは変わりありませんが、当たり前と特別と考えている違いがあります。
・海外…遊んでいるときやご飯を食べているときなど日常の写真をメインとした傾向があります。
・日本…七五三や、旅行、イベントに合わせて家族写真を撮る傾向があります。特別な日の思い出をしっかりと残すために、事前にフォトスタジオなど予約し撮影準備を整えて家族写真を撮ることが日本のスタイルです。
家族写真には、撮ったときの家族の様子を1枚に残せて思い出を語り合える楽しさや魅力があるので、形式などにこだわらず写真に収めるとよいでしょう。
子どもの成長や節目を機会にするおすすめのタイミング
海外のように日常で気軽に撮ったり、人生の節目やお祝いの際に家族写真を撮ったりして思い出を残すことがおすすめです。おすすめのタイミングを6つ紹介します。
・1歳までのイベント(ニューボーンフォト・お宮参り・お食い初め・ハーフバースデー・初節句など)…子どもが生まれてから1歳までの1年は子どもの成長が目に見えて分かるのでよい機会でしょう。
・七五三…子どもの晴れ姿を写真に収めるとともに、家族写真も撮るのがおすすめです。
・入園式、卒園式、入学式、卒業式…フォーマルな洋服も揃える機会になり、真新しいランドセルを背負うとこの時期ならではの写真になります。
・二分の一成人式…大きくなるにつれて家族写真を撮る機会も減ってくるので、成長の節目で写真に収めましょう。
・成人式…成人を迎えた子どもの立派な姿が見られる大きな節目の貴重な機会にぜひ家族写真を撮るとよい思い出になるでしょう。
・毎年の誕生日…毎年撮る機会にもなり、子どもの成長を比べられます。
家族写真を撮るときのコツやアイデア
家族写真を撮るときのコツやアイデアを知っておくと、自分でもおしゃれな家族写真が撮れるので参考にしてみてください。
風船やおそろいの服など小物を使う
フォトフレームや風船、黒板など小物のバリエーションを増やすとオリジナルあふれる写真が撮れます。ガーランドなどを手づくりして準備も楽しむとよいでしょう。服装も色をそろえてみたり、リンクコーデで仲良し感を出してみたりいろいろな工夫ができます。
立ち位置や動きを取り入れて構図を工夫する
遠近法など活用して家族の立ち位置を工夫するだけで、こだわりある写真に仕上がります。一斉にジャンプするなど動きを取り入れたり、背の順や家族みんなの手だけを写したり、アイデアを出しながら楽しんで撮影すると思い出に残るでしょう。
セルフタイマーなど使って日常の一コマを収める
自然な笑顔を引き出せる日常の写真は一味違った写真になります。自然な笑顔を引き出せるようセルフタイマーや連写機能、三脚などのアイテムもあると便利です。子ども目線に合わせたり下から撮ったりしてカメラのアングルを変えながら、さまざまな構図の写真をたくさん撮るとよいでしょう。
ほかにも、一眼レフカメラやミラーレスカメラなど性能がよいカメラ使うと動きがあってもぶれず、雰囲気がよい写真が撮れておすすめです。スマートフォンのカメラでも気軽に撮れて充分ですが、子どもの運動会などのイベントにも使えるので持っていて損はないでしょう。
まとめ
日本と海外の家族写真では、メインを家族全員か子どもにする考え方の違いや、撮影のタイミングなどに違いがあります。家族写真は子どもの成長の節目で撮ったり、日常の一コマも構図を変えたりして撮るのがおすすめです。紹介した写真のコツやアイテムを使い、撮影時間やその後も家族写真を振り返りながら楽しい家族の時間にしましょう。上手に楽しく家族写真を撮る参考になれば幸いです。