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公開日:2021/10/15  最終更新日:2021/10/01

意外と狙い目!夏に和装前撮りを行うメリット・デメリットとは?


和装前撮りを行うおすすめシーズンは4~5月と、11月~12月頃とされています。しかし、最近では夏に和装前撮りを行う方も増えているようです。それでは、なぜ夏の和装前撮りの人気が出始めているのでしょうか。今回の記事では、夏に和装前撮りをするメリット・デメリットを解説します。しっかりチェックしておきましょう。

夏に和装前撮りを行うメリット・デメリット

夏に和装前撮りを行う最大のメリットは、抜けるような美しい青空と、和装のツーショットを思う存分撮れることにあります。夏の明るい日射しに照らされた和装は非常に神々しく、特別な照明がなくとも神秘的な写真を撮影できるため、見た目重視でいえば夏場に和装前撮りを行うのはとてもおすすめです。

しかしその反面、和装は非常に暑く、長時間来ていると熱中症になる危険性があります。また汗もかくためメイクが崩れやすく、何かとケアが大変な時期といえるでしょう。暑さが苦手な方の場合、上手く笑顔になれずに引きつった表情での写真になってしまう可能性もあります。

ただし、この暑さゆえに前撮り写真を撮る方がほとんど居ない時期でもあるので、結婚式場やフォトスタジオではキャンペーン割引をしていることも多く、安く撮れる時期でもあるのがメリットともいえるでしょう。夏に和装前撮りを行うのはこのように、メリットとデメリットがあるため、どれを優先するべきかご夫婦で話し合う必要があるでしょう。

夏に撮影を行う際は暑さ対策が必須!

和装は洋装と比べると何枚も着込んでいることもあり、とにかく暑いのが難点です。男性はもちろんですが、女性はとくに普段の服装の倍以上着込んでいるため、暑さ対策を怠ると撮影中に倒れてしまう恐れがあるでしょう。

暑さ対策として水分補給をするのはもちろんですが、服の内側の見えない部分に冷たいシートを貼っておいたり、インナーにかけるとヒンヤリしてくるクールスプレーなどを活用したりするのがおすすめです。ただし、クールスプレーは着物に直接かけてしまうと変色する恐れがあるので、必ず自分で持参したインナーにのみ、かけるようにしてください。

また、日傘を着用してできるだけ日射しに当たらないようにすることも熱中症対策として効果的でしょう。日傘を差しているかどうかで、体感温度は3度~5度ほど変わるといわれています。女性は小物アイテムとして傘をセットで選べることもあるため、オプションで和傘があれば一緒にお願いするか、自分で日傘を持参するといいでしょう。ヘアメイクに関しても、汗で落ちにくいウォータープルーフタイプを使うなど、対策を練ることが大切です。

夏の和装前撮りのロケーション選びのコツ

夏の和装前撮りのロケーション選びのポイントとしては、自然が美しいスポットを選ぶのがおすすめです。天然の最高の照明を浴びる新緑と、美しい和装を身に纏った新郎新婦の幸せそうな笑顔は最高にマッチします。新緑がある場所であれば自然と日陰もあるので、休憩時に木陰で休むこともできて一石二鳥です。

また、式場やホテル、神社などで撮れば、暑い時にすぐに室内に逃げられるため、そうした施設が経営しているスポットで撮るのもよいでしょう。こまめに休憩できるような場所がないと、新郎新婦だけではなくカメラマンも体調を崩してしまう恐れがあるので、ロケーション選びには実用性も兼ねることが大切です。

まとめ

夏場の和装前撮りは美しい写真が撮りやすいですが、その反面、熱中症対策や暑さ対策をしておかないと、写真を撮るどころの事態ではなくなる可能性があります。せっかくの前撮り写真の機械を台無しにしてしまわないように、夏場は極力避けて撮影をするか、どうしても夏場に撮りたい場合はいろいろと対策をしてから臨みましょう。