七五三などの子どもの記念や、フォトウェディングなどでロケーション撮影をしたいと考えたときに、撮影場所に迷ったり、撮影許可はいるのかと疑問に思ったりする人は多いのではないでしょうか。そこで本記事では、ロケーション撮影をする際の撮影許可の必要性や東京で撮影が可能なおすすめスポット、撮影許可の取り方について解説します。
ロケーション撮影には許可が必要？
ロケーション撮影では、基本的に許可を取ることが必須です。撮影禁止の場所でなく、撮影を行っている人がいて一見自由に撮ってよさそうに見えても、決まったフォトスタジオとだけ専属の契約を結んでいたり、日時によってはイベントのため撮影を禁止していたりと、実際に確認してみないことには分かりません。撮影の目的や条件によって撮影を許可しているところもあります。プライベートの撮影はしてもよいが、商業目的の場合はだめというルールがあることも珍しくありません。トラブルを防止するため、必ず前もって撮影許可や確認を取りましょう。
ロケーション撮影ができる場所
東京でロケーション撮影をする場合におすすめの神社と公園をいくつか紹介します。
神社
東京でのロケーション撮影におすすめの神社は、代々木八幡宮（渋谷区）、世田谷八幡宮（世田谷区）、冨岡八幡宮（江東区）、根津神社（大田区）、西新井大師（足立区）などがあります。特に七五三やお宮参りの撮影で人気です。
公園
東京でのロケーション撮影におすすめの公園は、代々木公園(渋谷区)、砧公園(世田谷区)、青山公園(港区)、府中の森公園(府中市)、昭和記念公園(立川市)、井の頭恩賜公園(武蔵野市・三鷹市)などがあります。特にバースデー撮影やフォトウェディングの撮影で人気です。
ロケーション撮影の許可の取り方
ここでは、さまざまな場所での撮影許可の取り方について紹介します。連絡するときには、撮影日時と撮影時間、カメラマンを呼んで撮影したいという点を伝えるとよいでしょう。
公園
公園で撮影したいときの連絡先は、公園を管理している管理所です。許可申請書の提出を求められることが多いです。ネットで公園名を検索すれば、管理事務所や自治体の窓口がヒットするため、詳しい注意事項や許可の条件などは管理所に確認してみるとよいでしょう。
商業施設
レジャー施設や飲食店、雑貨店などの商業施設で撮影を行いたいときは、各施設のホームページや電話などで許可を取る必要があります。ホームページから撮影許可申請書をダウンロードし、そこに記入して提出するというところもあります。撮影を禁止している施設もあれば、場所によって許可していたり、条件付きで可能だったりとさまざまです。しっかり確認し、それぞれのルールに従いましょう。
公道・私道
公道での撮影の申請が必要な場合はいくつかあり、芸能人やインフルエンサーなどがいて人だかりができてしまう可能性がある場合や、大きなセットを使う場合、長い時間撮影を行う場合、ドローンによる撮影をする場合です。管轄の警察署へ道路使用許可申請書という書類を提出することが必要となります。道路を占有しての撮影となると、申請してから許可されるまでに１週間ほどかかるため余裕をもって申請しましょう。
また、私道で撮影したいときは、その道路を所有する人や管理者に撮影許可の申請を行いましょう。もしも許可を取ることなく撮影をしてしまうと、不法侵入などの罪に問われる危険性もあるため気をつけましょう。
駅
駅での撮影許可は、鉄道会社に行います。各鉄道会社のホームページに撮影許可についての記載があったり、専用のサイトがあったりするため、調べて確認しましょう。
海岸・河川敷
海岸や河川敷での撮影の場合も、許可を申請することが必要です。自治体の土木事務所や国土交通省の管轄事務所が管理者となっていることが多いです。
まとめ
本記事では、ロケーション撮影の際の許可取りについて解説しました。撮影許可と聞くと少し難しそうな気もしてしまいますが、申請自体はどなたでもできることがほとんどです。撮影当日を安心して迎え、気持ちのよい撮影を行うためにも、撮影する場所が決まり次第、早めに確認や申請をしておきましょう。本記事でお伝えした、ロケーション撮影ができる場所以外にも、素敵なスポットはたくさんあります。ぜひ、撮りたいイメージに合った場所を探してみてください。ロケーション撮影を行っているフォトスタジオなどのホームページに掲載されているフォトギャラリーや、SNSの投稿を参考に場所を検討することもおすすめです。
