フォトウェディングは、結婚式をしないカップルや、結婚式で使用する写真を撮りたいカップルに人気ですが、費用面が気になる方も少なくないでしょう。そこで本記事では、フォトウェディングにかかる費用の内訳や、金額が高くなってしまう理由、安く抑えるにはどんなことができるかについて解説します。
フォトウェディングにかかる費用の内訳
まずは、フォトウェディングにかかる費用の中身は、どんな内容のものが含まれるのかを知っておきましょう。プランやオプションについては撮影を依頼するところによってさまざまなので、自分たちの希望と照らし合わせて検討することをおすすめします。一般的にフォトウェディングにかかる費用に含まれている主な内容は、撮影料・商品代・衣装代・ヘアメイク代・撮影小物やアクセサリー代です。
これらすべてを含んでいるプランを提供している会社もあれば、オプションとして基本料金に追加で支払いが必要な場合もあります。一見安く見える魅力的なプランでも、希望する内容が含まれていないケースもあるため、申し込みをする前に気をつけてチェックしましょう。
フォトウェディング費用が上がる理由とは?
内訳として紹介した内容以外の面でも、費用が上がってしまうケースもあります。
撮影日
土日祝日の撮影の場合は、プラス料金がかかることも少なくありません。
衣裳
衣裳をランクアップしたり、衣裳や小物の持ち込みをしたりすることで料金が発生することがあります。
商品
カット数の追加や、撮影した写真の全データ、写真の焼き増し、アルバムの作成など、購入する写真の数や形によっても費用は大きく変わります。
場所
基本のプランに入っていない場所や、撮影場所がいくつかある場合、入場料金のかかる場所を使って撮影する場合も、費用が上がることがあります。
フォトウェディングにかかる費用を安く抑える方法
費用をなるべく抑えてフォトウェディングをしたい方のために、安く抑えられるポイントを紹介します。
土日ではなく平日を選ぶ
土日祝日や七五三のシーズンである秋は、撮影の料金設定を高めにしてある場合が多いため、撮影内容が同じでも、撮影の日を平日にしたほうが安くなるでしょう。土日祝日は予約が取りづらいことや、スタジオや撮影スポットが混み合う可能性の高いという理由からも、平日撮影はおすすめです。
衣装数を少なくする
衣装は、多い方だと白ドレスとカラードレス、白打掛、色打掛と何着も着用して撮影することもありますが、基本的には撮影する衣装が多いほど、その分費用は上がります。とくに和装は着付けがあるため、洋装1着のみがいちばん安く済むことがほとんどです。新作の衣装やブランドものは、追加料金が必要な場合もあるため、選ばないほうが安くはなります。
小物は自分たちでもちこむ
小物のもちこみ料がかからない場合は、自分で安く用意してもちこめば、節約になります。なるべく安く素敵な撮影アイテムを用意するために、手作りをする方もいます。
商品はデータのみ購入する
アルバムなどは何万円とするものも多く、購入すると費用は上がるため、アルバムなどの商品は買わずに、データのみ注文するのもおすすめです。アルバムがほしい場合でも、ネットなどでフォトブックを注文すれば、費用は抑えられます。
スタジオ撮影にする
一般的に、ロケーション撮影に比べて、スタジオ撮影のほうが安く済みます。ロケーション撮影の場合は、出張料金や交通費なども含まれてくるためです。スタジオ撮影でも、お庭風のスタジオやチャペル風のスタジオなどがあるところを選べば、ロケーション撮影に近い写真を撮ることも可能です。雨などに左右されることもありません。
割引プランやキャンペーンを使う
時期によっては割引プランやキャンペーンがあるため、利用すると安く抑えられるでしょう。ただし、選べる衣装が限られているなど、希望通りの撮影ができるとは限りません。
まとめ
フォトウェディングにかかる費用の内訳や、費用が上がる理由、安く抑える方法について解説しました。オプションをどんどんつけてしまうと、予算オーバーになってしまうことも少なくありません。まずは撮影したい衣装や場所、雰囲気などを考え、希望を整理したうえで、やりたい撮影をなるべく安く抑えつつ叶えるにはどんな方法があるのかを検討すると、満足できるフォトウェディングになるでしょう。